怒りとの戦い
何だか具合が悪いらしく、朝の怠さと夜の眠れなさが顕著。モディオダール二錠生活を始めてから無かった変調に困惑している。
また加えて怒りの感情が出てきた。
復調しかける度に湧き上がる、技術の搾取とか雇用不安への怒りにずっと勝てない。
結局、こいつが全てのガンだと知っている。
克服するには、我慢なのか置き換えなのか、はたまた逃避が良いのか。
分からない。
昨日は、つい保険金のことを調べてしまった。
生命保険は自殺とかでも払われるのかなとか。
すでに迷惑しかかけてないと言われるのかもしれないし、必要以上の迷惑をかけられたとか言われるのも悲しいし申し訳ないから金の始末だけは何とかしたいな。
綺麗な倒産というやつだ。
また風邪
朝から怠く、お腹を下している。
とか思っていたら鼻水まで。
また風邪か???参ったな……。
眠れない
久しぶりに眠れないぞ。参ったな
薬を飲むという行為
私がもう一つ全然理解を得られずにいてどうしたら良いか分からないこととして、
起きても薬が飲めない
というのがある。
一応、目覚ましや電話で意識がかなり浮上して目の前に薬があるのは分かっているんだけど、どう頑張っても薬を口に放り込めない。
とにかく起きたら薬を飲めばいいじゃないかと言われて、そうなんだけど、でも何故か身体が上手く動いて薬を飲んでくれない。意識が混濁していてどうしたら良いか分からない。分かっても動けない状態をどう説明したらいいんだろうか。
鬱は脳の病気
じゃあ睡眠障害は?って言われるとよく分からないけど、少なくともナルコレプシーは脳の病気だよな。
鬱というと、とかく朝起きられないのは心が弱いとか、長期間休んで治らないのはおかしいとか言われがちだけど、そういう問題じゃないんだよな。
出産とかと一緒で体験しなきゃ分からない事なんだよ。
障害を体験する器具みたいなのの鬱版とかナルコレプシー版とかがあったらいいのに。
一瞬でいい。この儘ならない感覚、理不尽さに気付いたら大分心持ちは変わるよ。
しかも、いつ自分が当事者になるかなんて事故と同じで分からない。絶対なんてない。
健康に気を付けていたら、絶対に病気にかからないかといったら、それは無い。
鬱が辛いことは片脚突っ込んだ身として察するし体験はお勧めし辛いけど、ナルコレプシーは本当に面白いから体験してみてよってところはある。
いや、正直日常生活困るんだけど、それ抜きにしたら本当に笑える。
眠気は尋常じゃないし、一説によれば三徹くらいの眠気らしくてテスト中だろうが会議中だろうが白目剥いちゃうし、自動筆記は余裕。眠くなったら最後、移動するとか、いっそ皆に分かるように寝るとかの自衛も出来ない。
何かしらんが力が抜けてペットボトル開けられないし、いきなり電車の中で転ける。
夜は、驚くほど金縛りにあい、悪夢を見まくる。金縛りは本当に最悪。あ、来るなって思うと来る。そいつは何故か私の上に乗っかり押さえつけて来る。目を開けてそいつを見たら死ぬなと思うんだけど、でも目を開けないと金縛り解けない。あと意を決したところで目は開かない。必死で声を出そうとしても出ない。
悪夢なのか現実なのか分からない。
リアルで意味の分からない物語を夢で見る。
最初にかかった医者の先生は、不思議の国のアリスを書いたキャロルもナルコレプシーだったと教えてくれた。
疲れるし会社勤めしている分には困るばかりだし、金縛りは最悪だけど、未知の世界を味わえるという意味では体験してみるのをお勧めする。