成果というもの
時系列で振り返る前に、思い出したこと、思ったことも、どんどん書いてしまいます。
脱線が多くてごめんなさい。
成果、とは治療の成果のことで、正確には就業制限の成果のことです。
私は、休暇を取らずに始業時間を遅らせるとともに、深夜残業を禁止するという制限で治療を開始しました。
一番の成果は、始業時間が元通りになるということです。
諸々あって中々成果が出ない中、一番自分を悩ませたのが「成果を見せろ」と言われたことでした。
産業医は、無理なのが分かっている風ではありましたが、毎月30分始業時間が早くなっていかないと、会社に説明がつかないからと言います。
それでも、無理なりに変更の引き伸ばしをしてくれたりしましたが、やがて改善していないにも関わらず、書面上の時間だけは変わっていき、頑張るという約束が成されるだけになりました。
恐らく、会社にも事情があるのだと思うので、そこを追求する気はありません。
ただ、そのうち会社は「休暇をとるなら取って治せ」と言い、産業医と主治医は「通いながら治せ」と言い、「成果を出さないといけない」状況に、正直困っています。
今、私は平常の勤務時間には戻ったものの勤怠が非常に悪い状態です……。
私自身、周りに示しがつかないですし、休むなら休んだ方が、私も周りも精神衛生は良いのではないかと思ったりもします。
一方で、医師の治療方針があり、きっと僅かでも仕事を片付けて欲しいという現場の思いもあります。
どちらもら叶わないなら、辞めるしか、なんてら考えたことは何度もありますが……。
少し脱線しますが、私は情けないことに会社組織というものをあまり理解しておらず、会社との付き合い方や距離感が分かっていません。
周囲の知人などは、会社は当たり前ですが「病人」に対して寛容ではなく、すぐに稼ぎに戻れないのなら切りに来るのだから、決して弱味を見せてはならない、屈してはならないと言います。その点、就業制限を受けた時点で、いつ刺されても仕方がない状況にすでに居るのだとも言われます。
なお、就業制限を受ける前に、当時の上司には散々脅されたのですが、今は意外なほど現場には支えてもらい申し訳無いほどです。
だからこそ「成果」。
どうしたら成果が出るんだろう……。